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子どものフッ素入り歯磨き粉の適切な量とは?

子どもの歯を健康に保つために、歯磨き粉に含まれるフッ素は重要な役割を果たします。フッ素は虫歯予防に効果的ですが、使用量を適切に調整することが大切です。この記事では、子どもの年齢ごとに適切なフッ素入り歯磨き粉の量や使い方について詳しく解説します。

なぜフッ素が重要なのか?

フッ素は、歯の表面を強化し、虫歯の原因となる酸に対する抵抗力を高める働きをします。また、初期の虫歯を修復する再石灰化作用もあります。年齢に応じた使用量を守ることが重要です。

年齢別の適切なフッ素入り歯磨き粉の量

1. 生後6か月〜2歳

:米粒程度(ほんの少し)

ポイント

• 歯が生え始めたら、フッ素入り歯磨き粉を使用するのが理想的です。濃度は1000ppm位のものを選ぶのがいいです。

• 子どもが飲み込む可能性があるため、少量を使用します。

• 歯磨きの後は、うがいを無理にさせなくても大丈夫です。

2. 3歳〜5歳

:グリーンピース粒程度

ポイント

• この時期になると、自分で歯を磨く練習を始めますが、仕上げ磨きを必ず親が行ってください。濃度は1000ppm位のものを選ぶのがいいです。

• 歯磨き後は、少なくとも軽くうがいをするように教えましょう。

3. 6歳以上

:1.5〜2cm程度

ポイント

• 大人と同じようにフッ素入り歯磨き粉を使ってOKです。濃度は1500ppmくらいがいいです。

• うがいをしっかりさせて、歯磨き粉を飲み込まないように指導します。

歯磨きの基本的なコツ

1. 親が見守ることが大切

小学生になるまでは、親が子どもの歯磨きをサポートするのが望ましいです。

2. 毎日の習慣化

朝と夜、1日2回の歯磨きを習慣づけることが重要です。

まとめ

フッ素入り歯磨き粉は、子どもの虫歯予防に欠かせないアイテムですが、適切な量を守ることが大切です。年齢に応じた使用量を守り、親が見守りながら正しい歯磨き習慣を身につけさせてあげましょう。歯の健康は一生ものですので、小さな頃からのケアが将来の歯の状態に大きく影響します。