お知らせ
子どもの睡眠不足の原因は「睡眠時間」だけではありません
松山市の歯医者、石井歯科の副院長の森本です🍀
今回はお子様の睡眠不足についてお話しします🌟
子どもの睡眠不足の原因は「睡眠時間」だけではありません。
「うちの子、しっかり寝ているはずなのに、朝からぼーっとしている…」
「日中すごく眠そうにしていることがある」
「目の下にクマが目立つ気がする」
このように、睡眠時間は十分なのに疲れて見えるお子さんはいませんか?
実は、子どもの睡眠不足は「寝ている時間が短い」ということだけでは説明できない場合があります。
睡眠中にしっかりと身体と脳が休めていないことが原因となっている可能性があるからです。
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SDB(睡眠呼吸障害)をご存知ですか?
SDB(Sleep Disordered Breathing:睡眠呼吸障害)とは、睡眠中に呼吸が止まったり弱くなったりすることによって、体が十分に休めなくなる状態を言います。
症状が強いと「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれます。
いびきをかく、寝相が悪い、口を開けて寝ている、朝起きた時に頭痛がある──
こういったサインが見られる場合、睡眠中に呼吸がうまくできていない可能性があります。
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SDBの原因として多いもの
お子さんの場合、次のような要因が睡眠中の呼吸を妨げることがあります。
• 鼻詰まり
• 扁桃腺が大きい
• アデノイドが肥大している
• 口呼吸の習慣がある
呼吸がスムーズにできないと、体は酸素を取り込むために頑張り続けてしまい、深い眠りがとれなくなります。
当院では、診察の中でこうした様子が見られる場合、必要に応じて耳鼻科へご紹介することもあります。
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睡眠不足が子どもの心と脳に及ぼす影響
睡眠中、脳は情報の整理・感情の調整・成長ホルモンの分泌などたくさんの大切な仕事をしています。
そのため、睡眠が妨げられると 前頭葉の働きが低下しやすくなります。
すると、日中にこんな様子が見られることがあります。
• イライラしやすい
• 集中力が続かない
• 空気が読めない・ADHDのような行動に見える
• 思考力やひらめきが鈍る
• 記憶力や学習効率の低下
実際に、自閉症のお子さんの約50%、ADHDと診断されているお子さんの約40%に睡眠障害があるという報告もあります。
つまり、睡眠がうまくとれていないことが、お子さまの行動や感情面に影響している可能性があるのです。
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「よく寝ているはず」でも気になることがあれば
「寝ている時間は足りているから大丈夫」
そう思っていても、睡眠の「質」が低いことがあります。
・口を開けて寝ている
・朝から機嫌が悪い
・日中眠そう
・集中できない
そんな様子がある場合、睡眠中の呼吸に目を向けてみましょう。
お子さまの健康な発達にとって、質の良い睡眠はとても大切な土台です。
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
お子さんの体とこころが、ぐっすり眠れる環境づくりを一緒にサポートしていきましょう。
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石井歯科
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