お知らせ
お子様の「食べる姿勢」、意識していますか?
お子様の健康を考え、食事のメニューには気を配っている方が多いかと思います。しかし、「食べる姿勢」にも注意を向けたことはありますでしょうか?
実は、正しい姿勢で食事をすることは、お口の健康だけでなく、全身の発育や消化にも影響を与える大切なポイントです。
正しい食べる姿勢とは?
正しい姿勢とは、以下のような状態を指します。
• 足の裏がしっかり床や台につく
→ 足がぶらぶらした状態だと体が安定せず、食べるときの噛む力や飲み込む力に影響を与えます。
• 背筋が伸び、体がまっすぐになっている
→ 猫背や前かがみの姿勢では、噛むときに顎に余計な負担がかかるほか、食べ物が飲み込みにくくなることもあります。
• 机と椅子の高さが合っている
→ 机が高すぎたり低すぎたりすると、適切な姿勢を維持しづらくなります。お子様の成長に合わせた調整が大切です。
姿勢が悪いとどうなるの?
食べるときの姿勢が悪いと、以下のような影響が出ることがあります。
• 噛む力が弱くなる
→ 足が不安定だと体幹がぐらつき、しっかり噛むことができません。噛む回数が減ると、顎の発達が遅れたり、歯並びにも影響が出る可能性があります。
• 食べこぼしが増える
→ 猫背や姿勢の崩れによって、食べ物を口に運びにくくなり、こぼしやすくなります。
• 飲み込む力が低下する
→ 姿勢が悪いと、喉や舌の動きがスムーズにいかず、食べ物を飲み込みにくくなることがあります。
• 消化不良を引き起こすことも
→ 姿勢が悪いと、しっかり噛まずに飲み込んでしまいがちです。噛む回数が減ると消化に負担がかかり、胃腸のトラブルにつながることもあります。
今日からできる!正しい姿勢のポイント
お子様が正しい姿勢で食事をできるよう、以下のポイントを意識してみてください。
1. 椅子の高さを調整する
→ 足が床や台にしっかりつくよう、足置きがあると理想的です。
2. テーブルと椅子のバランスを確認する
→ ひじが自然にテーブルに乗る高さになっているかチェックしましょう。
3. 姿勢をこまめに声掛けする
→ 「背筋を伸ばそうね」と優しく声をかけ、無理なく意識できるようにしましょう。
お子様の健康な成長のために、毎日の食事時間をより快適にしていきましょう!