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🦷歯ブラシだけでは届かない!?デンタルフロスのすすめ

「毎日しっかり歯磨きしているのに、虫歯や歯ぐきの腫れが気になる…」そんな経験はありませんか?

実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れ(プラーク)を完全に落とすのは難しいのです。

この“磨き残しゾーン”をしっかりケアできるのが、デンタルフロスです。

デンタルフロスってどんなもの?

デンタルフロスは、細い糸状の清掃用具で、歯と歯の間に詰まった食べかすやプラーク(歯垢)を取り除くための道具です。

歯ブラシだけでは60%程度しか汚れが取れないというデータもあり、フロスを使うことで清掃効果は格段にアップします。

「面倒そう…」「使い方が難しそう…」と思われる方も多いですが、実は一度慣れてしまえば数分で終わるケア。お口の健康を保つために、ぜひ取り入れてほしい習慣です。

なぜフロスが必要なの?

歯と歯の間に残ったプラークは、約3日で成熟して細菌のかたまりになります。

これが虫歯や歯周病の大きな原因に。だからこそ、毎日使えたら理想的ですが、

「せめて3日に1回」は使いましょう!

たったこれだけで、プラークの成熟を防ぎ、虫歯や歯ぐきの炎症を予防できます。

忙しい方でも無理なく続けやすい頻度ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

歯間ブラシとの違い・使い分けは?

「歯の間を掃除する道具」としては、フロスの他に歯間ブラシもあります。

この2つ、何が違うの?という疑問をよくいただきます。

フロス:歯と歯がぴったりくっついている部分の清掃に最適

歯間ブラシ:歯ぐきが下がって隙間ができたところや、ブリッジの清掃におすすめ

つまり、歯と歯の間にまだ隙間がない健康な状態であれば、まずはフロスが基本

必要に応じて、歯間ブラシを使い分けるのがベストです。

正しい使い方のポイント

使い方の基本は、

• 歯と歯の間にゆっくりとフロスを入れる

• 歯の側面に沿わせて、上下に動かして清掃

• 力を入れすぎず、やさしく操作

もしフロスを通すときに出血する場合、それは歯ぐきに炎症があるサインかもしれません。

毎日使っているうちに出血が減る場合が多いので、まずは数日続けてみてください。ご心配な方は、お気軽にご相談くださいね。

習慣にすれば一生モノの予防ケア

デンタルフロスは、最初こそ少し手間に感じるかもしれませんが、習慣になれば負担はありません。

お口の中がすっきりし、虫歯・歯周病・口臭予防にもしっかり効果を発揮します。

まずは3日に1回からでもOK!

あなたのお口の健康を守るために、今日からフロス習慣、はじめてみませんか?

当院では、フロスや歯間ブラシの使い方のアドバイスも行っています。お気軽にお声がけくださいね。