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口呼吸が風邪をひきやすくする?

「最近、なんだか風邪をひきやすい…」

そんなお悩みをお持ちの方は、もしかすると“口呼吸”が原因かもしれません。

実は、私たちの健康と「呼吸のしかた」には深い関係があります。今回は、口呼吸が風邪をひきやすくする理由と、歯科医院としてできるサポートについてお伝えします。

口呼吸と鼻呼吸、どう違うの?

本来、私たちは鼻で呼吸をするのが自然な形です。鼻の中には「鼻毛」や「粘膜」があり、空気中のウイルスやホコリをキャッチして、体の中に入りにくくしてくれます。

一方、口で呼吸をすると、こうしたフィルター機能が働かず、ウイルスや細菌がそのまま体内へ。これが風邪やインフルエンザにかかりやすくなる原因のひとつなのです。

どうして口呼吸になるの?

口呼吸の原因には、以下のようなものがあります。

• アレルギー性鼻炎や花粉症で鼻がつまっている

• 扁桃腺が大きくて気道が狭い

• 姿勢の悪さやお口周りの筋力低下

• 小さな頃からの癖(無意識の習慣)

• 歯並びや顎の発達の問題

とくにお子さまの場合は、口呼吸が習慣化すると、歯並びや顔の成長にも影響が出てしまうことがあります。

口呼吸のデメリット

口呼吸が習慣になると、風邪をひきやすくなるだけでなく、さまざまなデメリットがあります。

のどが乾燥しやすくなり、免疫力が低下する

口腔内が乾燥し、むし歯や歯周病のリスクが上がる

いびきや睡眠の質の低下

顔貌や歯並びの成長不全につながることも

そのため、歯科医院では「口呼吸は放っておかないで!」とお伝えしています。

歯科でできるサポートとは?

口呼吸が心配な方は、まず歯科でチェックを受けてみましょう。

歯並びや顎の成長のチェック

お口まわりの筋肉(口輪筋など)のトレーニング指導

MFT(口腔筋機能療法)による改善プログラム

お子さまの成長に合わせた予防的アドバイス

私たち歯科医院では、口呼吸を予防・改善することで健康な体づくりのサポートを行っています。

まとめ

「口で息をするだけ」と思われがちですが、口呼吸は風邪をひきやすくなる原因のひとつです。とくにお子さまの健康や発育にとっても大切なことです。

気になる方は、ぜひ一度、歯科医院にご相談ください。正しい呼吸で、免疫力を高め、健康な毎日を送りましょう!